口では何とでも言える。実行に移し結果を出すこと
英語力をアピールする場合には、「実績」を一緒に添えることも大切で、TOEICの点数もそのひとつです。TOEICの高得点は必ずしも「英語が話せる」と同じではありませんが、少なくとも「点数が上がった=英語の学習をしている」証明にはなりますので、上司の信頼を得るためには非常に重要です。
もしあなたが、仕事をしてみたい国があり、会社がその国と取引しているのであれば、これと同じことをその国の言葉でやってみましょう。インドネシアで仕事をしたいのであれば、まずは「インドネシア語検定」に合格することが効果的です。
多くの日本人はそんな検定を受けようとも思わないし、何級がどの程度の難しさなのかも知りません。しかし、検定に合格した事実はインパクトがあり、
「あいつ、インドネシア語勉強してるらしいんですよ」
という評判は広がりやすくなります。どんなに易しい級でも、それを持っていれば勉強をしているのは間違いありませんし、容易に他人と差別化をすることができるのです。
これは海外の日本企業に転職する際にも言えます。面接の時に「これからインドネシア語も学んでいきたい」というのと、「すでにインドネシア語を学び始めていてE級を取得しました」と言うのでは、相手に与えるインパクトが全く違います。
結局、口では何とでも言えるので、まずは実行に移すこと。そして、その結果を目に見える形にすることが大切なのです。(森山たつを)