「きちんと実行に移しているか」の方が大事では
Bさんの言い分は、こうです。
「メモの目的って、指摘されたことをきちんとやることだと思うんですよね。だから問題を指摘するとすれば、メモの取り方とか話を聞く態度じゃなくて、『指摘されたことをやらなかったこと』に対して行うべきだと思うんです」
マナーや態度をいちいち細かく指摘すると、結局は何ごともポーズになってしまう。態度には多少は目をつぶり、「話を理解しているかどうか」「きちんと実行に移しているかどうか」を重視した方が、実質的だというのです。
「態度ばっかり気になりだすのは、おっさん化の証拠ですよ」とまで言われ、Aさんは不満顔。そのうえ、「相手を下に見ているから、自分に対する敬意が感じられないと腹が立つ。関係をフラットに見れば腹が立ちませんよ」とまで言われてしまいました。
Aさんは「他の新人はちゃんとやってるのになあ…」と思いつつ、もしもBさんの言うことが正しければ、彼らが外見の態度にばかりエネルギーを使いすぎないよう気を使う必要もあるのかな、と考えさせられたとのことです。