不本意な部門でも実績を上げれば力がつく
海外に行く場合でも、大切なのは国内で実績を残すこと。胸を張って「いままでこれだけの結果を出しました。だから御社でも期待に添うことができます」と言えるだけの実績を積み重ねることが、あなたの将来の選択肢を広げていくのです。
もしかすると、いまあなたは不本意な部門に配属されているかもしれません。自分が将来やりたいこととの方向性が違う仕事を任され、モチベーションも下がっているかもしれません。でも、まずはその仕事で小さな実績を積み上げることが大切です。
実績を上げることで社内での発言力が増し、仕事を選べるようになるかもしれませんし、意外なスキルが身につき、組み合わせ次第で相乗効果を生むかもしれません。
そもそも、仕事なんて自分が思ったとおりに行くことのほうが少ないです。特に海外で働くとなれば想定外の事態のオンパレードです。うまく行かないとき、いかに自分や周りをコントロールするかは非常に重要なスキルであり、人生を楽しむための必須項目です。
本当にどうしてもイヤなら、転職すればいいだけの話。まずは目の前の仕事に集中して、結果を出すべく頑張ってください。(森山たつを)