パクられ用に「デタラメなデータを作る」案も
仕事の早いビジネスパーソンは「社内のリソースをうまく利用する」といいます。その先輩も、普段は会社を牽引するような仕事をしていて、社内プレゼンの準備に時間が割けなかったのかもしれません。
そんな可能性をよそに、回答者からは「次にデータを要求されたときの対抗策」が寄せられています。doorakanaiさんのアイデアはこうです。
「渡してもいいデータを作ります。先輩に2、3割ぐらいしかできてないデータをあげます。最新データより数ページ分足りなくても気にしない」
確かに、先輩に「何に使うんですか?」と尋ねたり、「送りたくありません!」と断ったりするよりも負担がかからず、角も立ちません。nfplanさんのアイデアは、さらに徹底しています。
「パクられるのは承知の上で、デタラメなデータな資料も作っておきます。そして『参考にさせてほしい』なんて依頼があったら、そちらのデータの資料を渡します。『まだ作成途中なんですけど…』とか言いながら」
仕事がデジタル環境で行われるようになって、データを簡単にコピーできるようになりました。みんながお互いに流用しあえば、みんなで楽をすることができるはずですが、人の意識はなかなか変わらないようです。