「87日ズル休み・診断書偽造」 部下思いの上司が暴く

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相次ぐ「公務員の長期ズル休み」に共通点は?

   道庁によると、「個人情報に関する遠慮などもあり、ニセ診断書に記された医師に問い合わせることもなかった」という。今回は上司のファインプレーで発覚に至ったが、書類の体裁が整っていれば粛々と処理する「お役所仕事」が不正を続けさせ、懲戒免職に発展させた側面はなかったか。

   偽造診断書を使った公務員によるズル休みは、13年2月上旬には東京都でも発覚し、中央卸売市場の主事(当時32)が停職6か月の処分を受けている。

   07年6月には農水省の係長(当時47)が18通のニセ診断書を使って不正に129日も病欠したとして懲戒免職になったほか、10年5月には大阪市内の税務署勤務の男性職員(当時36)が偽造診断書を14回提出、最大で連続36日もの病気休暇を不正に取っていたとして停職6か月となっている。

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