タイマーズCOO「自社の技術で地域貢献できれば」
プロジェクトを提案したタイマーズではカップル専用アプリ「Pairy」を運営しており、ウェブサイト制作はお手の物。COOの田和晃一郎氏によると、当初から「社員の食費削減」だけでなく、会社が保有している技術やノウハウを活用して地域貢献をしたいというねらいがあったようだ。
「僕らも地域のイチ中小企業。近隣のコミュニティとどうやったら接点を持てるだろうかと考えたときに、一番近くにあったのがランチなどで毎日のように利用する飲食店だったのです」
ウェブサイトの開設は4月中を予定しており、店舗側へのヒアリングも進んでいるところだ。お店が満足できるサイトができたら、これまで近くて遠い存在だった双方にとってWin-Winな関係となることができるだろう。
タイマーズでは、この取組みのスタイルを「誰でもまかないプロジェクト」として解放し、企業や個人から申請があれば「まかないプロジェクト」のロゴ(日本語または英語)を提供してくれるそうだ。
8月半ばまでの半年間の契約が終わった後は、プロジェクトを継続するかどうか未定という。他のお店からの引き合いもあることから、別の店舗で継続するということになるかもしれないそうだ。(池田園子)