元祖おケイコ女子バブルが再来? リクルートトレンド予想

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   「花金」「アフターファイブ」「5時ダッシュ」――バブル最盛期の働くOLたちを象徴する言葉は、もはや懐かしいものになりつつある。習い事をすることがステータスだった「おケイコ女子」が習い事市場を盛り上げた時代があった。

    この「おケイコ女子」は1988年~92年に20代前半から30代前半を過ごした世代。彼女たちが今、子育ての時期を終え、おケイコ市場、ひいてはおケイコで身につけた技能を手に、労働市場へ戻ってくる気配があるそうだ。リクルートが発表した「 2013年のトレンド予測」 によると、彼女たちを「元祖★おケイコ女子リターンズ」というらしい。

「元祖★おケイコ女子」が市場に帰ってくる

彼女たちがかえってきた。
彼女たちがかえってきた。

    バブル時代の女子は「お嫁さん」になるだけじゃない人生に目を向け、「自分磨き」をすることがテーマであった。当時人気があったのは、「英会話」「フラワーアレンジメント」「料理」。一方で現代に目を向けると、人生経験を積んだ「元祖★おケイコ女子リターンズ」は一皮剥けている。バブル時代のおケイコはもちろんのこと、ダンス、ネイル、着付、フラワー、アロマ、はたまたWebデザインなど、多様なチャレンジをしている。

   一定の経済効果も生み出しているようで、習い事を運営する各種スクール等からも「問い合わせ増加」の声が聞こえている。ある着付け教室は「ここ1年で問い合わせの半分が40代以上になった」という。「以前習っていた人が復帰してくることが増えた」と、喜びの声をあげるフラワー教室などもある。

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