「自分の給料を上げる」女性、「何もしない」男性
女性の4位には「自分の給料を上げる」があがった。教育サービス業に勤める33歳は
「まずは自分のテンションを上げないと……」
と言い訳し、不動産会社の事務職で働く35歳は「一千万円もらう」とヤル気まんまんだ。
自分がヒラ社員のときには「社長ばっかり高給取って…」「現場で働いているのはワタシたちなのに!」と文句を言っていたはずのに、自分が社長になったら、やっぱりお手盛りしたい欲が出てしまう。
驚くべきは、男性の4位が「何もしない」だったこと。精密機器エンジニアの30歳は「普段通りでいるのが一番よい」という。自分が社長の役目を果たす当事者意識はないようだ。黙っていても、誰かが会社を回してくれると思っているのか。
食品系販売職の28歳男性は、
「何もしないというか、何もできないと思う」
と呆然としている。もしかすると普段批判にさらされている社長たちも、内心はそう思っているのかもしれない。であれば女性の回答のように、早いところ「他の人の代わってもらう」方が、ずっとマシなのではないか。