Q&AサイトのOKWaveに、こんな相談が載っていました。質問者のtotto3232さんは、入社3年目の総合職。最近、中途採用で入社してきた一般職の女性たちが有給休暇を取りすぎていると不満に思っています。
有休を取得する人が増えると、業務が回らなくなってしまいます。他の課の人に手伝ってもらったり、追加コストが発生しない課長が休日出勤をして凌がなければなりません。
このままでは課長が身体を壊してしまいそうです。また、他の課に手伝ってもらいながら自分たちが有休を多く取っているのは、バランスを欠いているように思えてなりません。
頑張るのは経営者のためでなく「自分たちのため」
もともと質問者さんの会社では、総合職は基本的に有給休暇を取らず、一般職も消化率は低い慣習があるのだとか。しかし、会社に有休完全取得を前提にした人員を用意させるのは「現実的ではない」のだそうです。
「どうにか一般職に有休取得を減らしてもらう方法はないでしょうか?」
みんなで有休を取ったら会社が傾くのを知っていて、多くの人が取らずに協力している。それなのに「権利だから」と協力しない一部の一般職の行動は困る、という主張です。
回答者からは、「経営サイドの意向を暗黙のうちに汲んで有給を取らせないようにしようとする質問者様は、少なくともその一般職の皆さんにとっては権利を阻害する敵」(ohkinu1972さん)といった批判が飛んでいますが、そうではないと反論しています。
「会社が傾かないように協力しているのは、経営陣を思ってではなく自分たちのためにであり、非協力的な人たちは結果として会社を潰さないように努めている他の多くの社員に非協力的なのです」
他の回答者への反論でも、「身勝手に自分のプライベートを優先させてその他大勢の社員に迷惑をかけている」「節度を保てず、あるだけ権利を主張して会社を潰そうとして他の社員の足を引っ張って(いる)」と、表現をさらにエスカレートさせています。