アジア海外就職の「現地選考」は驚くほどスピーディに進む

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スマホの地図アプリ利用は「通信料」に注意

   特に「過去のキャリア」と「辞めた理由」「この国を選んだ理由」は、エージェントに登録する前にしっかりと考えて文章にしておきましょう。英語面接でも同じ事を聞かれることが多いので、内容を英語に訳して、しっかり喋れるように練習しておくことも大切です。

   ただし、一字一句暗記してそのまま話していると、不自然な会話になってしまいます。あくまでも自分が何を言いたいかをしっかり腹に落として、自然に言葉が出てくるまで何度も練習をしましょう。

   面接で大切なのは、日本語にしろ英語にしろ「相手が何を聞きたいか」をしっかり理解し、それに沿った回答をすることです。独りよがりになって自分の言いたいことだけを話せば、どんなにいいことを言っても評価は低いでしょう。会話はキャッチボールです。

   また、現地の面接で見落としがちなのは、オフィスに遅刻せずにきちんとたどりつくことです。地図はなく住所だけを知らされることもあるので、不慣れな場所であれば事前に下見をするのが理想です。

   スマートフォンの地図アプリがあればルート案内をしてくれるので便利ですが、日本から機器を持っていく場合には通信料が高額にならないよう設定に注意が必要です。ちなみに私の場合、バンコクで買ったSIMフリーのiPhone4Sと、10か国分ほどのプリペイドSIMを使っています。(森山たつを)

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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