誕生日に記念日… 「お祝いごと管理アプリ」をサントリーが無料で提供する理由

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

注目されるスマホを使った「ユーザーの行動変化」

スマートフォンで購入したクーポンを、お祝いメッセージとともに贈れる「コンビニコトブキ」
スマートフォンで購入したクーポンを、お祝いメッセージとともに贈れる「コンビニコトブキ」

   サントリーの広報担当者は「KOTOBUKI」を開発した背景について、

「デジタル・ソーシャル技術の発展がもたらすユーザーの行動変化に注目している」

という。スマートフォンを使った友人同士のコミュニケーションを、自社のアプリが支援することで、ブランドイメージを高め、商品の販促にもつなげていこうというねらいだ。

   オンラインでの行動を、リアルの店舗での購買などにつなげる「O2O(オンライン to オフライン)」が注目されているが、「KOTOBUKI」もその一環といっていいだろう。

   競合のキリンビールも、フェイスブックやツイッター経由で「グランドキリン」を贈れるキャンペーンを11月まで実施していたが、スマホアプリとしての展開は「業界初」という。

   サントリーではアプリにあわせ、「KOTOBUKIお祝い研究所」というリサーチ機関を設けて、お祝いごとに関する調査を実施、その結果を発信している。最新レポートでは、「お祝いの言葉は『当日』にかけてあげると◎」などタイムリーなお祝いの重要性を説いている。(岡 徳之

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