サラリーマンの年末調整 氷河期世代が「よく知らない」理由

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平成24年に新設された「介護医療保険」の控除

   なお、給与所得者の保険料控除は、今年の年末調整分から制度が一部変更されている。平成24年中に新たに保険に入ったり更新したりした場合、「新保険料」が適用され、生命保険と個人年金で最高8万円の控除となる。

   これまでは最高10万円だったので、2万円の減額なのか、と思いきや、新たに「介護医療保険」の控除が追加されている。

「新設された介護医療保険料の控除は、最高4万円で、保険料控除全体では最高12万円に増額されています。本格化する高齢社会の到来に向けて、国が介護医療保険への加入を勧めているわけですね」(田島氏)

   これまでの保険と変更や更新がない場合は、「旧保険料」が記入できるので、金額も同じ人が多いだろう。あとは「介護医療保険」の加入を検討するだけだ。

   あとになって「しまった」と思わないためにも、正しい知識を得ておくことは損にならない。氷河期入社の第一世代も、そろそろ不惑を迎えるころ。健康状態も若いころと同じようにはいかない。「年末調整」の紙について、いちど関心を持って確認してみてはどうだろうか。

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