欧米と国内の中間にある「アジア海外就職」
アジア途上国の日系企業においては、日本人であることがそれなりに有利に働き、若い人でもそれなり(13~20万円)の給料をもらうことができます。現地人とは違う役割が与えられ、直接の競合とはならず独自のチャンスが与えられます。
しかし、小規模な現地の体制ですから研修などは少なく、成長の機会は自分でつかみ取っていかなくてはなりません。
とはいえ、「日本でダメだったから、とりあえず海外アジア」というだけでは必ずしもうまくいかないでしょう。海外に出てどのようにチャンスを掴むか、実力をつけるかをよく考えて行動すべきです。
私は、野球に関しては一ファンに過ぎず、大谷投手の選択をとやかくいう立場ではありません。順調に階段を駆け上がりメジャーのトップ投手になれるのか、うまくいかず不遇な野球人生になってしまうのか。将来のことは誰にも分かりません。
大切なことは、現在の状況を把握し、リスクを踏まえつつ自分で考えて選択すること。大谷投手がどのような選択をするにせよ、一ファンとして声援を送りながら注目していきたいと思います。(森山たつを)