「アンアン」2012.10.17号が、「とにかくモテる! 仕事もデキる! 甘え上手な女になろう」という特集を組んでいる。アンケートによると、男性の77.5%が「女性から甘えられるのが好き」なのだそうだ。
彼氏に甘えられないと可愛がられないし、ストレスも溜まる。仕事で他人に頼れないと、孤軍奮闘することになる。とはいえ、いつも自立やたくましさを求められているアラサーOLには、自分が強くなるよりも周囲に甘えろというのは意外とハードルが高いのではないか。
「自分から手を差しのべる」ならできそうだけど
誌面で紹介している「職場で“使える”上手な甘え方」のテクニックは、大きく分けると次の4つだ。
1.まず自分から手を差しのべる
2.お願いする時のキメ台詞をマスターする
3.アフターフォローを忘れない
4.相手によって態度を変える
他人に甘える前に、普段から他人に手を差し延べておくのは鉄板だろう。甘えを聞き入れてもらいやすくなるし、「甘えて申し訳ない」という自分の気持ちを正当化できる。
仕事はチームワーク。「お互いさま」という関係を作っておくことは、ギスギスしない職場づくりのために、とても重要なことだと思う。
つい仕事を抱え込みがちな自分としては、2番目の「キメ台詞」も気になった。具体的なステップは、第一声で「すみません」と真面目にはっきりと声をかける。次に、いきなりお願いを切り出すのではなく、ポジティブな話題で相手との「気分一致」を図る。
「最近仕事が楽しくって」
「前に教えてもらったことが最近分かってきました」
といった好感度をアップさせる台詞をはさむのが重要だそうだ。ちょっとクサイけど、こういう言葉がすんなり出てくる女性を見ていると、オンナをうまく使っているなあ、と感心してしまう。
「相手によって態度を変える」の意味は、相手のタイプによって「甘え方」をチェンジしろということ。快活な人にはおだてから入り、冷静な人にはお願いをメモでまとめて話をする、といったテクニックが有効だという。