スマホゲームをやってみた人事部長 「なるほど、これはヤバイ!」

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

「気がついたら朝になっていた。お金も使ってた」

「いやあ、ビックリしたよ。金曜の夜に軽い気持ちで始めたんだけど、気がついたら土曜の朝になってたんだ。お金も使わないと決めていたのに、2000円近く使ってたし。すごいねえ、いまどきのゲームっていうのは」

   その後も、もうやめようと決めたのにもかかわらず、トイレの個室で30分以上やってしまったり、危うく通勤電車を乗り過ごしそうになったりした。

「やばいやばい、40過ぎて新しい遊びを覚えたら危ないと言うけど、ホントにそうだ。もうアプリを削除したから大丈夫だけどさ。育てたモンスターたちを全部捨てるのは勇気がいったよ」

   短い期間だが自分でもゲームをすることで、「若手社員をめぐるリスク」の一端を理解できた気がするという。ゲームには強い中毒性があり、かつて社員が二日酔いで遅刻したり、アル中の借金まみれになることと、かなり近いのではないか。

   そう考えないと、単に「あいつ何やってるんだ?」と理解できず、実効性ある対応ができないという。また、人事だけでなく管理職も試してみれば、というが…。

「ゲームには日常にはない達成感があるからね! ワケのわからない上役もいないし、強いストレスに囲まれている管理職はハマリやすいかも。こっちの世界に戻ってこられなくなったらマズイから、やっぱり人事からは推奨できないかな」
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