Q&AサイトのOKWaveに、こんな相談が載っていました。質問者のdenzaさんは現在離職中。最近、求職サイトを見ていて気になることがあります。それは大リストラを断行中の会社から、新たな求人が盛んに出ていることです。
親会社がリストラ中なのに、子会社で求人を大募集している場合もありますが、なぜこのようなことがありうるのか知りたいのだとか。
「内容的に、配置転換で間に合いそうな職務内容です。子会社の求人も、親会社からの出向とかで十分間に合いそうなのですが」
「欲しいのは若い人」と言われても納得できない
相談内容からすると、質問者さん自身がリストラで早期退職したか、解雇されたのではないでしょうか。もしそうだとすると、古巣の求人を見て内心穏やかではなくなるのも理解できます。
これには、そんなことは当然とばかりの辛口の回答が寄せられています。
「なぜって、目的の人材とは違うからです。働く人は誰でもいいってわけではないでしょう。リストラされる人はリストラに値する人。欲しい人は雇うに値する人。つまり心機一転、今までの社内には居ない人です」(IDii24さん)
しかし質問者さんは、「分母が数千人規模なら(リストラ対象者の中にも)適当な人材が必ずいるはず。(出向や転籍で対応しないのは)企業の怠慢のような…」と納得できません。
リストラ対象者と新たな求人では、要件が明確に違うという意見もあります。
「リストラは高年齢層から実施します。会社に貢献できる年数が残り少ない、給料が高いなど。求人は若い人を求める。理由は、将来の階層ギャップを作りたくない、給料が安い、貢献できる年数が長い」(g4330さん)
質問者さんは、それでも納得しません。「なるほど。でもそれなら、わざとらしく年齢不問で求人されたりすると迷惑千万ですよね」。元の会社に戻りたいわけではなくても、あたかも「誰でも応募できる」ように見えるとカチンと来るのでしょう。