70年代に青春時代「カタカナ肩書き」はどうか
他には「参事」「参与」という提案もありました。一般的には、経営を補助する立場にある人を指す名称です。しかし質問者さんは、
「呼ぶときに『さんじ』って人の名前みたいで少し違和感がありますね」
と、あまりしっくりいかない様子。praecoxlc77さんは、これらの役職名を踏まえつつ、少し違った視点からアイデアを出しています。
「日本語で書くとパッとしない場合は、シニアアドバイザー、シニアマネージャーとか、そういうのがいいのでは?」
今年60歳を迎える人は、1952(昭和27)年生まれ。70年代に青春時代を過ごし、「日本的なものは古臭い」と思っていた人である可能性があります。カタカナの肩書きも、意外と気に入ってもらえるかもしれません。
要するに、民間企業ではどんな役職や呼称を使っても自由ということ。しかし公式に名乗るからには、責任と権限を明確にしておく必要があります。「シニアアドバイザー規程」などルールを決めておかないと、二代目社長の気苦労がさらに増えるおそれもありそうです。