先日、まさに「社内恋愛必勝法」の王道といえる調査結果が公表された。働く20代に「職場の人に思わず惚れそうになる瞬間」を尋ねたところ、「仕事のミスをかばってくれたり、フォローしてくれたとき」が男女ともに1位となっている。
マイナビニュース会員909人が回答した。同僚が仕事で失敗してしまったとき、「あの人、ダメだなあ」「本当に迷惑」と冷たい視線を送っていないだろうか。実はこんなときこそ、声をかけて自分の存在をアピールするチャンスなのだ。
「ミスを責めずに一緒に解決」そんな上司はモテる
起こってしまったミスはしようがない。重要なのは、いかにリカバーするかだ――。そんなことは分かっていても、現実には「何をやってるんだ!」と責める言葉がつい口をついてしまうもの。
しかし、モテるビジネスパーソンは、そんなことはしない。アパレル会社に勤める24歳女性は、「ミスを責めないで次どうしようかという視点で解決してくれた」という上司に惚れそうになったという。証券会社の事務職で働く28歳の女性も、
「自分のミスなのに、先輩がやったことだと言って上司に報告してくれた」
ことにクラッときてしまった。偽りの報告は必ずしもいいことではないし、自分の評価に傷がつくリスクも高いが、そこをあえてするから「思わず惚れそうになる」のだろう。
ミスの挽回を手伝ってくれた女性に対し、「凹んでいるときにサポートしてくれるとすごくうれしい」と感謝しているIT企業の30歳男性もいる。女性に助けられるのはイヤ、なんて頑固な男子は、もういない。
2位には「さりげない心遣いをしてくれたとき」が入っている。教育関係で働く26歳女性は「頼んでないのにコーヒーを出してくれるとか、そういうベタなのが好き」なのだそうだ。
商社勤務の24歳女性は、しばらく休職して復帰したときに、いろいろと声をかけてくれる上司と「来年結婚予定」だという。ちょっと職権濫用のような気もするが…。
ほかにも、自分の仕事を後回しにして仕事を教えてくれたり、残業中に差し入れをくれたり、といった場面で「キュンとした」というコメントもある。相手の立場を優先してモノを考えられる人は、仕事以外でも人気が出るだろう。