職場の女性同士のコミュニケーションで悩ましいのは、いじめや嫌がらせだけではない。せっかく服装や髪型、メイクを褒めてあげたのに、思ったようなリアクションがなかったために、関係が険悪になるような場合もある。
NAVERまとめに「女の褒め合い合戦をうまく切り抜ける一言」というリンク集があった。ポイントは、褒められたことを「嬉しい!」とアピールすること。かなり細かい心配りが求められるようだ。
素直に肯定し「私たち気が合うね!」と付け加える
男性同士のコミュニケーションでは、特に年長者から褒められたときには「いえ、そんなことはないですよ」と謙遜するのが鉄則だ。それも思い切り否定しないと「あいつ、いい気になってるな」と見なされてしまう。
しかし女性同士の場合は、ポイントが少し異なる。謙遜しすぎると「自分の好意や評価が否定された」ように感じてしまい、逆効果になってしまうという。
では、どんな反応が望ましいのか。「まとめ」は、ネットコラムやQ&Aサイトの回答から例を引用している。
「ありがとう。もう1回言って(笑)」
「そう!? 私たち気が合うね!」
「ありがとう、そんなこと言ってくれるの○○ちゃんだけだよ~」
目上の女性から「可愛いね」と言われたときも、決して否定せず「初めて言われました! ◯◯さんに褒められて感激です」と返すといい。
ここまで神経を使うくらいなら、いっそお互いに褒め合いをやめればいいと思うのだが、オンナの世界はそう単純ではない。
セキララ★ゼクシィが20~30代女性に「女性同士は褒め合うことが好きだと思いますか?」と尋ねたところ、70%の女性が「はい」と答えたという。泳ぎを止めたマグロが死ぬように、褒め合いなしでは生きていけない女性は多いようだ。