フォトキャンペーンが人気「モニプラ」
このような懸賞サイトを利用することで、「いいね!」の獲得を増やした会社は少なくない。目に見える成果を上げるために、担当者はこのような支援サービス導入の検討をすべきだろう。
ただし、訪問者を自社のファンとしてつなぎとめる方法を検討しないと、「賞品目当て」の利用者にエサだけ取られて逃げられることになる。通りすがりのお客を優遇しすぎて、本当のファンを白けさせることにも配慮が必要だ。
「懸賞」や「アンケートプレゼント」以外の方法として、同じくキャンペーンアプリを提供するモニプラでは、テーマを決めてユーザーに写真を投稿させる「フォトコンテストキャンペーン」が人気急上昇だという。
インテルが主催する「モテスポットフォト大募集!」は、おすすめのデートスポットの写真を投稿して「USB-a-Man」に教えてあげるという企画だ。ユーザーによる投票で人気の高かった人には、ウルトラブックなどが贈られる。
モニプラにおいて企業が開催するキャンペーンで、1回につき純増するファンの数は平均でおよそ1500人。メガネブランド「JINS」が実施した案件では、1万5000人ものファンを獲得した実績もある。
なお、運営会社のアライドアーキテクツからは利用料金は公開されておらず、キャンペーンの方法や期間に応じて相談する必要がある。(岡 徳之)