何らかの形で2~3年は日本で働くことがオススメ
私個人としては、上記3つの能力がある程度のレベルに達してから海外に行くことをおすすめしています。新卒でいきなり行くのではなく、何らかの形で2~3年は日本で働き、マナーやスキルを身につけてから海外にチャレンジすべきということです。
また、現地語を身につけることは非常に重要ですので、渡航前でも現地で働きながらでも身に付けるべきだと思います。
アジア海外就職は、欧米海外就職と比べると、入社のハードルは低いといえるでしょう。なにより労働ビザの取得が容易です。しかしそれは、いまのところ働く権利を得るためのハードルが低いだけで、入ってから楽であるというわけではありません。
働き始めてからも、これから自分に何が必要かを常に考え、新しいスキルを身につけていくことが大切です。そして、新たなスキルを身につけることで、自分の取り得る選択肢の数が増え、自分がやりたい仕事に就くチャンスが増えるのです。
これは海外で働く場合に限らず、日本で働く場合にも言えることですけどね。(森山たつを)