総務課長が「第二種電気主任技術者」で盛り上がり
しかし、いずれの回答も、せっかくの資格を記載しないことへの決定的な理由にはなっていない気がします。どちらかというと「自分だけカッコつけるな」「会社の言うとおりに我慢しろ」といった雰囲気を感じてしまうのですが…。
質問者さんに理解を示す回答者が、ひとりだけいました。pretty_ekuさんはある会社で事務職員をしていますが、上司と一緒に出張に行った際、大手電子機器メーカーの総務課長と名刺を交換したそうです。
そこには「第二種電気主任技術者」という、仕事には直接関係なさそうな資格が刷られていました。そこで、資格について話題を振ってみたところ、喜んで説明をしてくれて、その人の理解も深まりました。
また、自分が出した名刺にも、合格者10%未満の難関資格を刷っていましたが、相手からそれを褒められ、上司も「おたくには勉強家の部下がいるんですね」と好印象につながったといいます。
「名刺に書いてある情報は、会話を広げる一つのツールだと思います。『そんなのなくて営業できないなら才能がない』と言う向きもあるでしょうが、ツールは多いほど有利であることは明らかです」
また、資格を刷ることで「同僚たちの自己研鑽の意欲を高める効果もある」と指摘します。質問者さんも、特にこの部分に共感したようです。