女性芸能人がブログで「すっぴん」を披露するのが流行っている。コメント欄には「きれい!」「信じられない!」といったファンの声があふれている。
しかし、メイクに詳しい女性によると、あれは「すっぴんに見える薄いメイクをしているのがほとんど」だという。ならば、そのノウハウを男性にも使えるのではないか。実際、働く男性の中にも、日常的に化粧をしている人がいるという話もある。
「化粧水は使え」という人もちらほら
「残業応援系サイト」を標榜するザ・ワーカホリックスが、サラリーマンの間で「メイク男子」が増えているという記事を掲載している。目尻のしわを隠すファンデーションや、男らしい眉を整えるアイブローはもちろん、二重まぶたを作る化粧品まであるそうだ。
対面コミュニケーションを伴う仕事の場合、ちょっとしたメイクが成果に影響するかもしれない。記事でも、営業で思うような成績があがらなかったり、偉い人の前でのプレゼンを控えている人は、「一度メイクに挑戦してみては」と呼びかけている。
しかし、ネットの反応は冷ややかだ。「こんなんに影響されてメイクし始める男は間違いなく仕事できない」と決め付ける人もいるし、
「見た目だけで誤魔化せるのは会って3分だけだよ。そんな物に時間をかけるなら自然な笑顔ができる様にし、トーク力でも磨け」
と、メイク以外で工夫すべきという人もいた。確かに、プレゼン中にモタモタしている間に、クライアントから「君、化粧してるの?」と突っ込まれたら、かなり気まずくなる。
一方で、「俺、普通にしてるぞ」と書き込む男性もいた。
「してない時と比べると、印象がいいから男女関係なく話が弾むしね。営業してる人にはぜひおすすめしたい!」
さらに、化粧や二重まぶたまではしなくても、「化粧水は使え」という人がちらほら。自分の経験から、歳をとっても肌が若々しく保たれると主張する人もいる。
真偽のほどは分からないが「女性があれだけ努力しているのだから、男性も少しくらいは…」と言われると、その気にならなくもない。