23歳・職歴1年でも内定5社ゲット! 「アジア海外就職」という選択肢

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

リスクを踏まえて海外の生活を楽しんでいる人がいる

   もちろん、アジアで働くことで全ての人が幸せになれるとは言えませんし、「海外の方が簡単に仕事が見つかる」なんてことを言う気もありません。

   それなりの語学力は必要ですし、現地に着いてからは現地語を覚える努力も必要でしょう。日本よりも悪い衛生事情で身体を壊すおそれもありますし、現地の文化にうまく馴染めず辛い思いをする可能性もあります。

   事前の情報と実際の待遇が違い、苦労することもあるかもしれません。また、アジア経済がこれから先ずっと堅調かというと、そんな保証はどこにもなく、各国で労働者賃金の増加によるコストアップやデモの発生、金融引き締めによる需要の低下など、リスク要因もたくさんあります。

   しかし、そんなリスクを踏まえて海外に行き、現地で働き、その生活を楽しんでいる人たちもいます。私は彼らと話をし、日常的にやりとりをしています。現地の人材採用のプロである複数の人材エージェントの会社からも、情報の提供をいただいています。

   自分自身でも海外就職を目指し、実際に現地で就職活動を行いました。現在は執筆活動などに専念するため就職はしていませんが、いずれ海外で働こうと考えています。

   こうして自分の足で歩き、話を聞いて手に入れた情報に基づき、海外で働くという選択肢についてメリット・デメリット含めてお伝えしていきたいと思います。世界経済の一側面を知り、自分の進むべき道の「選択肢」として検討する材料にしていただければ幸いです。(森山たつを)

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
姉妹サイト