無料で就活の面接練習も リクルート「ホンキの就職」で内定が取れた

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アルバイト経験でも「仕事への姿勢」アピールできる

   4日間のプログラムでは、「得意なこと判定テスト」で自分の資質を活かせそうな仕事を知り、自己PRや志望動機の作り方を教わった上で、実戦的な「面接練習」を2日間にわたって行うことができる。

   Mさんは教わった通り、過去のアルバイト経験を基に自己PRや志望動機で使うエピソードを整理したところ、経営者が面談形式で時間を多く使ってくれる中小企業で、強い手ごたえを得たという。

「これまでアルバイト経験しかないことに引け目を感じていたのですが、プログラムで『アルバイトでも、ちゃんと働いてきたことに誇りを持つことはできるはず』とアドバイスされて…。グループワークができる、自分の仕事に責任を持てる、時間を守ることができる、すぐに辞めてしまわない、ということをアピールできました」

   経営者とじっくり話せたことで、Mさんが抱いている「ここはブラック会社ではないか」という不安や疑念を解消することができた。会社や仕事に対する恐怖心で、就職に二の足を踏んでいる人も少なくない。

   プログラムの推進を担当するリクルートの黒石健太郎さんは、就職活動がうまくいかずに仕事をしていない既卒者やフリーターの傾向を、こう説明してくれた。

「事務職などの限定された職種の応募に偏っている人が多いですね。職種に対する知識を増やし、自己の強みと応募先ニーズのマッチングを考えるだけで、内定獲得に大きく近づく参加者は少なくありません」

   参加者のアンケートにも、「頭で考えるだけでなく、実際に行動することの大切さを学びました」「とにかく応募、動いてみることが大事だと思いました」という声が目立つという。ひとりで考えすぎて動けなくなった人の「第一歩」に適したプログラムではないだろうか。

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