アンアン「20代独身女性の55%は彼氏なし」の理由

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足して2で割れば「だいたい5割」になるけれど

   一方、IT系や大手の企業に勤めている女性たちは、仕事も忙しいけど彼氏探しに貪欲な人たちが多い。こちらはざっと見て、Nさんとは逆の「8割方が彼氏もち」だ。

   彼氏がいなければ、見つかるまで徹底的に合コンを繰り返す。彼氏ができてからも「女子力」を磨くことを怠らず、外見に手をかけて色っぽい。ネットワークの維持も欠かさず、彼氏の態度が煮え切らなければサッと別れ、別の男に乗り換える。「誰かいい人いない?」と呼びかければ、だいたい次はゲットできるという。

   ただ、ふたを開けてみると「彼氏あり」といっても色々だ。ひとりでは寂しいからと「今はさほど好きでもない男性と付き合っている」という人がいた。彼氏とほとんど会えず「本当に彼女と思われているの?」と心配になるケースもある。

   ひとことで「彼氏あるなし」といっても、関係性の深さには色々ある。「8割方彼氏なし」のNさんにだって、親身に相談に乗ってくれる同僚や男友達がいて、セックスはないけど充実した関係がある。将来は欠かせないパートナーに発展するかもしれない。

   一方、45%の彼氏持ちの中には、若くて魅力的だからオトコの数はいくらでも増やせそうだけど、強い信頼関係が築けなくて虚しい…。ハッピーな彼氏もち以外に、そんな悩みを密かに抱える人もいそうだ。

   一見「非モテ」でも充実した生活をする女性がいるし、「リア充」に見えても悩める女性がいる。足して2で割ると「だいたい5割」ということか。でも、平均値からは一人ひとりの生き方は見えてこない。(池田園子

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