「部下の手柄は、上司の手柄」って本当なんですか!?

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「お前は何もしてないじゃん!」という人は少なくない

   組織に所属する人にとって、仕事というものは「会社の指示命令に基づいてやっている」というのが基本的な考えです。そして、指示命令を下しているのは、目に見えない会社ではなく、目の前の上司です。

   したがって、仕事の成果は自分のものではなく、会社のもの、すなわち上司のものということになるわけです。――確かにそれが原則ですが、だからといって部下の名前を伏せ、自分がやったように偽装するのは、どう考えてもフェアではありません。

   回答者の-boya-さんも、「お前は何もしてないじゃん!」という人に「手柄を奪われた」ケースをいくつかあげています。

・自分の自主的な努力によって期待以上の成果が得られたはずなのに、課長が「私の指示でやらせました」と部長に報告した
・協力をお願いしても応じてくれなかった係長が、係の成果を「我々がやりました」と課長や部長に報告した
・成果をあげたのに、課長から「ここから先は私がやる。お前はこれ以上関わるな」と言われ、それまでの貢献がなかったことにされた

   一方、itou2618さんは「日本の組織は個人よりチームを評価する傾向が多いですから、そういう優秀な上司のもとで鍛えられた方が出世できます」と慰めています。

   もし本当に優秀なら、プレゼンの中で「なお、この企画は、うちの若手のホープF君のアイデアに基づいております」と堂々と明かしたほうが、上司としての株も上がる気がするのですが。「優秀」なのと「潔い」のは、また別なんでしょうかね。

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