会社への「金銭的見返り」が見えないとダメ?
なかなか渋い社長さんですね。ただ、他の回答者も基本的には同じ考えの人ばかり。会社の補助に見合った「見返り」が出せないとダメだといいます。
「仕事の効率が上がるとか、団結力・協調性・コミュニケーションがよくなるとか…。その成果は程度が推し量れるもの(抽象的ではないもの、金額に換算可能なもの)でないとダメだと思いますよ」(isoworldさん)
「金額に換算可能なもの」というと、月に5万円の補助をいただくと、月15万円の売り上げ増によって応える、ということでしょうか。うーん、その方法はプログラム作成会社では難しそうです。
現在の福利厚生費の「分配方法」を変えてもらってはどうか、と助言する人もいました。なるほど、会社の負担は変わらないので可能性はあります。
「例えば無駄な飲み会等の使途があるとすれば、社員の健康増進にも寄与するとして変更を迫ってみてはいかがでしょうか」(yokohamahopeさん)
ただし、これまで飲み会補助の恩恵を被っていた人から見れば、既得権を奪われたとして、社内の人間関係に波風が立つかもしれません。
いずれにしても、「県1部リーグ優勝」という条件からして、会社が認める気がまったくないのは分かります。ここは「福利厚生費は損金に算入できるので、法人税の節税効果もありますよ」と、経営面のメリットをアピールするしかないでしょうか。