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接客業には「今の何倍もの上下関係」がある

   2児のパパで、元地方公務員のkirby1さんは、ホテルや旅館の接客業の厳しさについて優しく説明しています。消防士の上下関係が耐えられないというけれど、接客業はお客さんからクレームがつけば終わりです。

「自分より、お客さんの方が上の立場なんです。…意味がおわかりでしょうか? 今の何倍もの上下関係の中で、何を言われても我慢をしなければならないのです」

   yytt56さんは、消防士の規律の厳しさの意味を教えます。

「上下関係が厳しいのは、現場でお互いの命を守り、助けを求める人を無事に救い出すため…。一つでも指示命令を聞き逃したり統制が取れていなければ殉職したり、助けられた命を失ったりすることになると思います」

   そして、「何もない日」ばかりで充実感がないという質問者に、訓練の意味を諭します。

「火災の現場で、例えば逃げ遅れた人を助けたり、または仲間が逃げ遅れた人を助けに火の中に飛び込んだ時に放水する。無事に救助できた。…その時のために訓練があり、資材の手入れなどの雑務があるんです」

   質問者の若者のまじめさが伝わったのか、全体的に温かい回答が目立ちました。市民としては消防士の充実感のために、火災が起きるなんて困るのですが…。きっとこれから火災現場の修羅場を経験することで、何もない日のありがたさや、日々の訓練の大切さが身にしみて感じられることでしょう。

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