Q&AサイトのOKWaveに、こんな相談が掲載されていました。質問者のmighty_fistsさんは、現在求職中。ここ数か月の間に、写真つきの履歴書を20社ほどに郵送しています。
先日、友人から突然「フェイスブック、いつ始めたの?」と尋ねられました。登録した覚えはないので、まさかと思いつつ検索してみたところ、本当に自分の名前のアカウントがあることを見つけました。それも、履歴書に貼った写真や自己紹介とともに…。
削除依頼には「身分証明書」の画像が必要になる
いやいや、油断ならないものですね。原因は特定できていませんが、状況からして、応募したどこかの「ブラック企業」がやったのか、どこからか情報が漏れて別の人がやったのか、としか考えられません。
犯人は誰なのか、どうやって犯人を罰することができるのか…。その前に、まずはこのアカウントを削除することから始めるべきでしょう。回答者からは、削除の方法を教えるアドバイスがありました。
「(フェイスブックの)なりすましプロフィールの情報申請から申告を行ないます」(neKo_deuxさん)
リンクをたどっていくと、なりすましアカウントの名前やURLのほかに、自分の名前や生年月日、住所や電話番号を記入する欄がありました。さらに「自分の身分証と公証済み文書」の画像をアップロードする必要があるようです。
身分証は運転免許証や保険証でよさそうですが、不快な思いをさせられた上に、こんな手間をかけさせられるなんて、嫌がらせもいいところです。回答者のwolf03さんは、履歴書を送った全部の会社に確認することを勧めます。
「全社やってないというなら法的措置をとるしかないですね。個人情報保護法違反であり、やらかした会社は処罰されます」