24時間無料で食事ができて、託児所がついてお昼寝もできる会社

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プロのマッサージが受けられるコーナーも

社員食堂ではなく「コミュニケーションスペース」と呼ばれている
社員食堂ではなく「コミュニケーションスペース」と呼ばれている

   新しく「コミュニケーションスペース」を作る際に、熊谷社長は「使われない福利厚生施設は最大のムダ」といい、社員の要望をできるだけ反映するように指示した。使う社員が立ち上げから関わるのがベストという考えから、社内公募で8人のプロジェクトメンバーが集まった。最終的に、195個の要望の95%をクリアしたという。

   福利厚生は、ここだけにとどまらない。託児所の「キッズルームGMOBears」が2011年8月にオープン。月次保育のほか、一時保育や1日保育にも柔軟に対応する。現在は1日平均10名程度に対しベテラン保育士が7人つく強力なサポート体制で、親も安心して働ける。

   お昼寝スペース「GMO Bali Relax」では、最長30分まで昼寝ができる。予約は社内のイントラネットで行い、空き状況も同時に確認できる。3つのリラックスチェアはいつも予約でいっぱいだそうだ。

   10分500円でプロのマッサージが受けられるコーナーもあり、筆者も試させてもらうことに。凝り固まっている部分を中心に、身体全体を揉みほぐしてもらった。うーん…、これは毎日でも通いたいくらいだ。

   人材確保はIT業界の抱える大きな悩みだが、これを解消すべく多くの会社が福利厚生の拡充に目を向けつつある。最高の環境に身を置くからこそ、「働きマン」たちの会社への帰属意識もわき、仕事にも精が出て最高のパフォーマンスを発揮できる。増収増益企業だからできるのか、それともこの環境だから業績好調なのだろうか。(池田園子

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