占い師にお金たくさん払ったのに! 私の「天職」がわからない

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   Q&AサイトのOKWaveに、こんな相談が載っていました。質問者のkokoro5588さんは、次の職場が決まらないまま今月末でいまの会社を退職します。いままでずっと自分の天職と呼べるものを見つけたいと思い、本当にしたいことは何か、何が向いているのかと悩んだ末、占いに「ものすごくたくさん」お金をかけてしまいました。

   そんな仕事は簡単に見つからないと思いつつ、一度きりの人生なら、つらいと思って毎日働くのではなく、少しでも多くの楽しみややりがいを感じて働きたいと思っています。「やりたいことを見つけた方、どうやって見つけられましたか?」

「4年間一生懸命にやれば、そう思えるようになる」

私の天職、どこにあるのかしら…?
私の天職、どこにあるのかしら…?

   「一生の仕事を見出した人は、ほかの幸福を探す必要がない」(トーマス・カーライル)という言葉もあるように、人生の幸せと仕事との間には重要な関係があるという指摘はよく聞きます。

   しかし現実には、とりあえず日々の糧を得るために働き始める人が多いのではないでしょうか。回答者のLesser_Demonさんは、「就職する前から天職にこだわりすぎると行動できなくなりそう」と心配しています。

「多くの人は、仕事に就いてみて、自分の方が変化して職業に適応するようになっていき、その結果天職であったことが判明するんじゃないでしょうか」

   今の「そのままの自分」にフィットした仕事がなければ、自分が変わるしかないというわけです。freuleinさんは、ギリシャの哲学者ピタゴラスの言葉を引用します。

「『何の仕事であれ4年間一生懸命にやれば、やがてその仕事が天職と思えるようになる』…一つのことをやり続け、その仕事にまつわる苦労・工夫の中に面白さが見えることが大切なようですね」

   grasukiさんは、もっとストレートな言葉で叱咤激励します。

「向いてる向いてないなんて考えずに、天職になるように自分を鍛え上げていくんですよ。どんな興味を持ってる職業だとしても、どんなに自分に向いてそうだとしても結局は努力は必要ですから。…(天職は)占いで分かるものではありませんし、苦労したくないなんて考えてる人には到底見つけれませんよ」
いまの仕事は「天職」ですか?
好きだし、自分に向いている仕事だ
好きではないが、比較的向いている仕事だ
自分に向いているかは分からないが、好きだ
好きでもないし、向いているとも思えない
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