全国版のアプリも登場。北海道や近畿でも使える
このアプリは事前のユーザー登録が不要で、運転手に目的地を口頭であらためて説明する必要がない(日本交通のみ)。わずらわしさがなくなるだけでなく、これまでタクシーの予約をしにくかった言葉の不自由な人にとって非常に有用だろう。
また、Googleマップ上で2つの地点を操作するだけで、概算の料金と距離を調べることができる。お気に入りのルートを保存することもできるので、タクシーをよく利用するユーザーには便利だ。
このアプリの成功を受けて、日本交通と日本マイクロソフトとの協業により、北海道、大阪府などの近畿圏、福岡市など13都道府県に配車エリアを拡大した「全国タクシー配車」を2011年12月に公開したところ、2か月で15万ダウンロードを達成したという。
機能面でも「いますぐ呼ぶ」を選ぶと近隣に走行中のタクシーが見つかった場合におよその到着時間を知らせてくれたり、提携タクシー会社の電話番号を検索できたり、24時間以上先の日時を指定できるなど、さらに使い勝手が向上している。
(岡 徳之)