職場の飲み会参加は「出世への早道」なのか

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ひと目で分かる「部下の面倒見のよい上司」

   「スタンプラリー」制度は、新卒学生向けの人材募集情報にも掲載されており、「部署が違っても上司に声がかけやすく、交流が深まりやすくなっています」といったメリットもあげられている。直属の上司との関係強化だけがねらいでないところが興味深い。

   社員を出世させるということは、部下を持たせるということ。人の育成やケアなどのマネジメント要素を考えれば、実力主義のみ主張して交流の場にも参加しない社員には「怖くて人をまとめる立場にはさせらんない」という意見にも、それなりの説得力がある。

   同社でも「スタンプラリー制度によって、どの上司が盛んに交流を行い、部下のケアを行っているのか、ひと目で分かるようになった」という。部下に気を使って飲みに連れ出す上司も楽ではない。

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