上司に残業を命じられたら「デートをキャンセルして残業する」と答える人が87%にものぼった、2011年度の新入社員(日本生産性本部調べ)。この結果には、
「デートに決まってるだろ!」
「どこまで会社に尽くすつもりだ?」
という異論も少なくなかったが、いま一番人気のイケメンも、意外に「仕事優先」らしい。
「女のエゴにウンザリしているタイプ」
オリコン「2011年上半期に最もブレイクしたと思う若手俳優」の1位に輝いた、向井理さん。女性誌「BAILA」2011年9月号(集英社)に、向井さんの仕事観・女性観が表れたインタビューが掲載されていた。
恋愛に一番大切なことは「信頼」で、「尊敬しあえる関係」が理想とか。もし彼女に
「私と仕事、どっちが大事なの!?」
と聞かれたら、「そういうことを言われた時点で、ちょっとつきあえない」という。
その理由は、「仕事をしているから生活できるんだし、デートでおいしいものを食べにも行ける」から。もしもそんな困惑することを言われたら、
「じゃあ、養ってくれるのか、っていうことになるので」
と軽く突き放している。
普通の男性なら、「またバカなこと聞いてくるな…」と思っても、真顔で「君だよ」と言ったりして、なんとか嫌われない方法を必死に選ぶところだが、余裕のあるイケメンは違う。これにはネット上でも、
「選び放題の人はうらやましいなあ」
「モテモテで生きてきて、女のエゴにウンザリしているタイプだよね」
などと羨望する意見が見られる。
「君が大事といわれたら冷める」という声も
とはいえ、バカ正直に「うるさいなあ」と答えてしまっては破局するのが、非イケメンのつらいところ。男性からは、
「頭なでて抱きしめて『お前に会いたいから終わったらすぐ帰ってくるから』って囁けばいい話だろ」
「お前に決まってるだろ。だが、男には一番大事なものをおいてでもやらなければならないことがある」
といったセリフを吐いておけばいいという提案があった。
なお、女性を対象とした「ラブ・リサーチ」の調査では、
「そんなふうに思わせてごめんね」と優しく受け止める
「もちろん○○が大事」と、相手の名前をパッと明るく答える
「どっちも大事」と、ニュートラルに伝える
という答えが人気上位だった。「どっちも大事」は優柔不断で逆効果なのかと思いきや、自分の仕事に誇りを持って欲しい女性の中には、「君が大事と言われたら冷める」という考えの人もいるらしい。