「この3か月、1度も飲みに行ってない」 40代サラリーマンの3割

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   首都圏在住のビジネスパーソン800人を対象とした調査によると、最近3か月間で「仕事帰りに1度もお酒を飲みに行っていない」と答えた人が33.1%にのぼったという。前年の23.9%から、10ポイント近く伸びている。

   調査会社のインテージが、仕事上の接待や会社の歓送迎会などの行事を除いた回数を聞いた。「1か月に1回」以下を合計すると、69.3%に達する。「自粛ムード」や景気低迷の影響もあるだろうか。

20代女性の「週1日くらい」、30代男性より高い

20代では男女の「飲み会」に違い?
20代では男女の「飲み会」に違い?

   年代別に見ると、男性で「1度も飲みに行っていない」人が最も多かった層は、40代で32.0%。その一方で「ほとんど毎日飲みに行っている」人が最多だった(3.0%)のも40代だ。独身者と既婚者の二極化なのか。

   「飲み会離れ」を指摘されることもある20代男性では、「週1日くらい」が16%。週1日以上を合計すると28%となり、全世代で最も頻度が高いという結果が出ている。

   飲み始める時間は、50代男性では「18時台」「19時台」に9割方集中している。20代男性では、「20時以降から飲み始めた回があった」という人が45.6%。23時以降から始めた人も2.5%いた。

   20代では男女で「飲み会」の仕方に大きな違いがあるという指摘もある。

   都内のIT企業に勤める27歳男性に聞くと、チームで夜遅くまで仕事をした後に、「ふと自分が空腹であることを思い出して」残っているメンバーに声を掛けて飲みに行くことがあるという。「23時以降」から始めるのは、こういう人なのだろう。

   一方、同年代の女性の同僚は、あらかじめ飲み会の企画を立てて、前もって「この日は残業できませんから」と予告して行く人が多いそうだ。20代女性の「週1日くらい」は14.0%で30代・40代男性(6.0%)よりも高いのは、そういう事情かもしれない。

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