バレンタインのチョコがゼロでも・・・ ホワイトデーに贈ってみよう!

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   ある百貨店に、バレンタインフェアの取材に行ったときのこと。広報の担当者さんがとても興味深いことを話してくれました。最近のバレンタインコーナーの雰囲気が「甘酸っぱくない」というのです。

   バレンタインデーといえばひと昔前までは、照れくさくて男性に告白できない女性が勇気を振り絞り、年に1度だけ告白できる日でした。でも今では女性は時期を問わず、好きな男性に堂々と告白するのは珍しくなくなったので、チョコ売り場もカラッとしたものになったようです。

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相手のアカウントさえ分かれば発送できる

自分の気持ちをさりげなくあらわしてみる
自分の気持ちをさりげなくあらわしてみる

   そのせいか、今年の売れ筋は女性同士でプレゼントしあう「友チョコ」用や、有名ショコラティエの逸品を自分で買って楽しむ「自分チョコ」用の商品が増えたようです。

   恋愛に消極的な「草食系」の男性も増えましたしね。

   とはいえ、このままではホワイトデーは、ただの義理チョコ返しの日にしかなりません。そこで、東京バーゲンマニアからの提案。男性諸氏はホワイトデーを「自分の気持ちをさりげなく伝えてみる日」にしてみてはどうでしょうか。

「バレンタインデー、何ももらっていないからなあ」

ですって? そんなことは関係ありません。ひそかにいいなあと思っている女性に、ちょっとしたものを贈る口実にすればいいんです。編集部では、そんな男性をバックアップしてくれるサービスを探してみました。

   まずは、東京・渋谷のgooya(ゴーヤ)が運営するプレゼント宅配サービス「ギフトナウ」。これはツイッターやミクシィ、フェイスブックなどのソーシャルメディアでつながっている人に、直接住所を聞くことなく贈り物ができるサービスです。

   贈り物をしたい男性は、ギフトナウの会員となって、相手のアカウントを指定。ラッピングやメッセージの入力を済ませると、支払い方法と「ギフトID」が発行されます。

   その後、アマゾンやヤフー!ショッピングなどのネットショップで商品を購入し、配送先に「ギフトナウセンター」の住所と「ギフトID」を入力すると、ギフトナウが代理となって贈り先の住所を確認して品物を届けてくれるのだそうです。

   ただし、相手の人から7日以内に住所の入力がない場合、品物は届けられません。贈り主は別の相手を指定するか、自分宛に送ってもらうことになります。もしそうなったら悲しいので、手続きを始めるときには最悪の事態を覚悟しておいた方がいいですね。

   2011年3月14日まで、ヤフー!ショッピングと連携して「男をアゲる!ホワイトデー意識改革」キャンペーンを実施中。スマートフォンユーザーに向けて、女性に喜ばれて男性の評価が上がるギフトの提案をしています。

女性からの「おねだり機能」も使える

「ステディ編」と「フレンド編」がある楽天特設サイト
「ステディ編」と「フレンド編」がある楽天特設サイト

   これとは逆に、女性からの「おねだり」をサポートするサービスもいくつかあります。ホワイトデーは、まさにおねだりの絶好のチャンス。2年前にはアップルが「おねだり機能」をつけたホワイトデー特設サイトを開設していました。

   トリンプの下着ブランド「desir(デジール)」では、女性が欲しいアイテムの「おねだりボタン」を押すと、男性に「メッセージ付きの商品情報メール」を代わりに送信してくれます。この方法だと、自分からメールを送るよりも成功率がかなり高くなるのだとか。

   楽天市場でも、「女性版ホワイトデー特集」の中に、おねだりコーナーを設けています。このコーナーが秀逸なのは、「ステディ編」と「フレンド編」があるところ。

   彼氏やダンナさん宛てのステディ編は、デジール同様にメールを送りますが、それ以外のお友だち向けには、ツイッターやミクシィ、フェイスブック、グリー、楽天ブログなどに「ホワイトデーこれほしい宣言」を投稿するだけ。思いがけない人からのアクションを期待しながら待ちましょう。

   こんな機能は女性から見ると、なかなか行動を起こしてくれない男性の背中を押せるので、とても便利です。なお、米アマゾンは、気に入らない贈り物を受け取る前に返品・交換できるサービスに関する特許を取得したそうです。将来日本にも上陸するかもしれませんね。

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バレンタインデーに何かあげましたか?もらいましたか?
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東京バーゲンマニア編集長 八巻淳
買い物大好きだけど、バーゲンで対象外商品を買ってしまうこともある、おっちょこちょいのお得初心者。ネットや街に眠る「お得情報」を掘り起こすべく、日夜パトロールを欠かさない。ジェイ・キャストが2010年12月にオープンした大人女子のためのお得情報サイト「東京バーゲンマニア」で編集長を務める。
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