通勤途中の人ごみに、もしも好みの異性を見かけたら――。20代のビジネスパーソンを対象としたコブス・オンラインの「電車やバスでものすごい好みのタイプの異性に出会ったらどうするか」では、男女合わせて712人から得た回答をまとめている。
22歳女性「同じバスに乗って機会をうかがう」
1位は、男女とも「また会えたらいいなと思う」どまり。男性では48.1%と半数近くだが、女性では59.0%と圧倒的多数を占めている。それ以上のアクションをしたり考えをめぐらしたりもせず、ただその場で思うだけだ。
営業職の25歳男性は、
「電車でも軽くあいさつが出来るようなお国柄に変わってほしい」
と望む。確かにラテン系の国などでは、気に入った異性に気軽に声をかけ合っているが、日本で見知らぬ人に声をかけられたら驚いてしまう。
とはいえ、自分から行動を起こすと宣言する人もいる。「また会えるように同じ時間の電車やバスに乗る」という回答は、女性の28.6%(2位)で、男性(18.6%、3位)を上回る。積極的な行動を起こす人の割合は、意外なことに女性の方が高い。
秘書職の23歳女性は、
「今考えると少しキモイけど、同じ電車に乗ってその行動を確認した経験がある」
と告白。医療事務の22歳女性は、「声を掛けるためには、何回か同じバスに乗ってからじゃないとできない」と攻める気マンマンだ。
男性ではトップ5に入っていなかったが、女性の4位には「どの駅やバス停で降りるかチェックする」がランクインしている。まるで標的を仕留めるために情報収集を怠らないスナイパーのようだ。
一方、男性の2位は「何かしたいと思っても何もできない」。4位は「じっと見つめる」、5位は「その人と交際した自分を妄想する」だった。行動力のなさに情けない気もするが、もしトラブルが起きたら男性の責任が重いかも、と考えると無責任なことはいえない。
その他、男性からは「日をあらためて自分の目に狂いがないか確かめる」(26歳)、「たぶんもう会えないので目に焼き付けておく」(24歳)という慎ましい声も上がった。