仕事納めを終えて、職場に人気がなくなる年末年始。無人のオフィスでも、何も起こらないとは限りません。Q&AサイトのOKWaveには、休暇中の職場を確認しに行きたくなるような質問が掲載されていました。「何かが燃えている可能性はありますか?」
タコ足配線やたまったホコリから出火も
質問者のcrystalgeysergさんの職場では、12月中旬に異臭騒ぎがありました。夜遅く勤務していると「何か焦げ臭い」と声が上がりましたが、原因は分からずじまい。
しかし翌日になっても、やはりなんだかノドが痛い気がします。職場にはパソコンがズラーッと並んでいますが、もしかすると表から見えないところで、何かが燃えているなんてことがありうるのでしょうか。
「燃えているとしたら、何が燃えているのでしょうか?」
これには、経験者からすぐに回答がありました。
「うちの会社ではモニターでした。かなり長時間たってから煙が出たのでわかったんですが、数日前からなんか焦げ臭いって話に出てたんですよね」(catty0129さん)
夜中に出火しないでよかった!と胸をなで下ろしています。
別のQAでも、パソコンから出火する原因について意見が交わされています。拡張カードをムリに挿し込んだり、電源コネクタをずらして差し込んだり、基板の上にネジを落としたりすると、パソコンが「火を噴く」ことがあるようです。
カーペットに直置きしたサーバの冷却ファンの吸入部に、ホコリが溜まって過熱した例も。ネットワーク管理者には、気になる現象です。
パソコン以外では、「シュレッダーのオーバーヒート」(tomoakiaidaさん)、「コンセント周り」(SaySeiさん)、「タバコのフィルター」(debukuroさん)ではないかという指摘も。
root_16さんのオフィスでは数か月前、ブレーカーが落ちたので確認しにいったら、「分電盤の中でねずみが焼け焦げていた」ということがあったとか。
先日、栃木県の河内庁舎で火事があり、パソコン69台が使用不能になったときは、延長コードとタコ足配線が原因だったそう。コンセントの容量がオーバーして過熱したり、たまったホコリが湿ってショートしたりすると、火が出ます。
火災につながりそうな気配がしたら、気のせいかなと無視するのではなく、おおごとになる前にきちんと調べた方がよさそうです。