市川海老蔵さんの「暴行事件」を、スピリチュアル・カウンセラーが2年前のテレビ番組で「予言」をしていたのでは、と話題になっています。「舞台以外のことで事故、けがに注意」という忠告くらい、誰にでも言えたのではという気もしますが・・・。
Q&AサイトのOKWaveには、何かと「霊現象」の話をしたがる職場の同僚を気味悪がる女性が相談を持ちかけています。「うまくあしらう方法はないものでしょうか?」
言われてみると「妙に不安になる」
質問者のnonnonmixさんは、職場のグループリーダー。同僚の男性が仕事のミスを繰り返しているのが気になります。そのことを指摘すると、
「そういえば昨日おかしな影を見たから、それが災いしているかもしれない」
と言い訳をします。奥さんも霊感が強いそうで、「彼女も見たから本当なんだ」とも強弁。呆れつつ、繰り返さないように注意をしても、「そう怒ると心が汚れます」と言って素直に聞き入れません。
先日の昼休みには、男性の方から声をかけてきて、「土地神様が災いをして、このグループから僕を除外しようとしています。だからミスが多いのかもしれません」と不可解なことを言い出す始末。ついには、
「リーダーであるnonnonmixさん、あなたがお祓いに行くべきです」
と通告されてしまいました。質問者さんは「なぜ私が、代表でお祓いに行かなければならないの?」とイライラしつつも、「それか、私に本当に何かが憑いているのでしょうか」と不安な気持ちをぬぐい切れません。
こういうとき、どう対処すればよいのでしょうか。「言われてみると妙に不安になってしまいます。なんともいや~な感じです」
ずいぶん非科学的な話とも思いますが、オフィスに神棚を置いたり、経営者がお祓いに行ったりする会社もあります。笑い事ではないのかもしれません。
「それは神が与えた試練。乗り越えて」
回答者のみなさんには、「土地神様が災いをしている」という部分がツボにはまったようで、これにどう切り返すかがアドバイスの中心になっています。hkinntoki7さんは、
「おまえが無能だから(グループから)出そうと思っているんだけど。出されるのが嫌ならもっと実績を上げるか、自分で神頼みしてこい!」
と憤慨しています。リーダーのイライラが感染してしまったかのよう。
これには質問者さんも、「凄くスッキリする返答ですね。もう限界なので言ってしまうかも」と答え、ベストアンサーに選んでいます。一方、LOTUS18さんは、
「神であるなら、いたずらにそのようなことはいたしませんし、もし実際そうであるなら、それはあなたに必要な試練ということでしょう。乗り越えてください」
と、ユーモアを交えてやんわり対抗する方法を提案します。
v4330さんの職場にも同じように「お祓いに行け」という同僚がおり、すでに神の領域に達して、その世界の「トップ5の仲間入り」をしていると自称するのだとか。回答者さんは、話が噛みあわなくなると、
「神ならもっと具体的な行動を指示してくれ、業務を成功させるコツを教えてくれ」
とお願いして乗り切るのだそうです。
いずれにしても、仕事のミスが直らなければ、処遇を考えなければなりません。いざとなったら「土地神様は、あなたは別の職場に行った方が幸せになると言っていますよ」と、相手の土俵に乗ってみるのは、ちょっと危ないでしょうか。