ライフネット生命が、最近1年以内に出張した20代から50代のビジネスパーソン1000名を対象に調査したところ、出張が「好き」と答えた人は77.1%にのぼったという。好きな理由は、「その土地のグルメが楽しめる」が最多だった。
出張先として行ってみたい土地には、1位に「暖かい」「海がきれい」という理由で沖縄県の那覇が、2位に「食べ物がおいしそう」という理由で北海道の札幌があがっている。
ススキノで骨抜きになったサラリーマンも
那覇と札幌は、首都圏のサラリーマン男性を対象とした転勤先希望調査でも人気が高い。
不動産情報サービスのアットホームの調査では、「家族連れで転勤したい街」では那覇が、既婚者の「単身赴任したい街」と未婚者の「転勤したい街」では札幌が1位にあがっている。
男性利用者が多いと思われる2ちゃんねるには、
「全部左遷じゃん。俺ずっと東京で本社勤務がいい」
と揶揄する人もいるが、なぜか札幌を支持するコメントが目につく。
アットホームでは「札幌にはリゾート地の要素が多い」としているが、ネットユーザーのお目当ては、なんといっても歌舞伎町、北新地、中州と並ぶ国内有数の歓楽街、ススキノのようだ。
「オレも季節がいい時期ならススキノに単身赴任したい」
「東京みたいにゴミゴミしてないし変な外人も居ないし 」
「確かに嬢の質は高い気がした。安いし」
「めっちゃくちゃ寒いんだろ北海道って」と敬遠する声に、「家の中は気密が高く暑い。真冬でも毎日夜は家の中は薄着でアイス食べてた」と反論する人も。
Q&AサイトのYahoo!知恵袋には、札幌に出張したサラリーマンが、初めてススキノのキャバクラに行ったときの衝撃を打ち明けている。
帰り際に抱きつかれてキスをされたのが妙に記憶に残り、出張から戻ってからも、その娘のことが気になっているのだそう。次はいつ来られるか分からない出張の客に、そこまでするものだろうか。
2人の回答者からは、札幌のキャバクラは東京などよりも安くてサービスがよいので、
「よくある事なのであまり気にしない方がいい」
「期待はされない方がいい」
というアドバイスが寄せられている。