20代ビジネスパーソン向け情報サイトのコブスオンラインが、「デリカシーがないなと感じた異性の行動ランキング」を発表している。男性から見た女性のデリカシー(気配り)がない行動で1位となったのは、「電車内で化粧をする」だった。
「公衆の面前でやることではない」
電車内で化粧をする女性の姿は、いまや満員の通勤電車でも珍しくない光景。女性の態度も「何がいけないの?」と堂々としたものだ。あらたまって尋ねられると、どうしてもやってはいけない理由も説明しにくい。
しかし若い男性たちには、内心ネガティブな行為と感じている人が多いようだ。
「周りの目を気にしない行動にデリカシーのなさを感じる」(25歳、研究開発)
「一緒にいて恥ずかしくなる」(26歳、SE)
「公衆の面前でやることではない」(28歳、建築)
と手厳しいコメントが寄せられている。電車の中だけでなく、オフィスで化粧をする人も、同じように見られているかもしれない。
2位は「大股を開いて座る」、3位以下は「言葉遣いが荒い」「すぐに他人を批判する」「相手に聞こえるように悪口を言う」が続いた。25歳の男性からは、「清楚な女性が好みなので、それに反するような言動は許せない」というホンネも。
男性の行為は「断りなくタバコを吸う」
一方、女性から見た男性のデリカシーがない行動の1位は、「断りなくタバコを吸う」。ひとこと断れば許してもらえるのかと思いきや、コメントには、
「タバコが嫌いなので」(28歳、秘書)
「タバコのニオイや煙が大嫌いなので」(23歳、金融専門職)
「タバコが苦手なので、気を使ってほしい」(21歳、事務)
と、喫煙自体を頭から否定する声が並ぶ。もはや場所やマナーを問わず、若いビジネスウーマンの前では最初からタバコを吸えないものと構えておいた方がよいのかもしれない。
また、男性特有のものとしては、3位に「下ネタを言う」、4位に「二人のときにケータイばかり見ている」が上がった。ケータイで何を見ているのだろう。異性でなくても配慮に欠けると感じる行動だ。
一方、下ネタについては、TPOをきちんとわきまえて欲しいということらしい。
「場所をわきまえずに下ネタを言う人は常識がない」(25歳、販売)
「昼間から他人のいるところで言われると友人だと思われたくない」(23歳、医療事務)
ということなので、気心の知れた人たちの間だけにとどめておいた方がよさそうだ。