【世界一蹴】サッカー南アW杯開幕!現地は盛り上がっているぞ

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   “人生の休暇”を1年もらって世界を旅するアシシです。6月11日のサッカーW杯南アフリカ大会開幕まで、あと数日。出場32カ国踏破を達成した我々も、満を持してヨハネスブルグの地に来ている。

>>「世界一蹴の旅 ~ワールドカップ出場32ヶ国周遊~」・記事一覧

滞在先は有刺鉄線に囲まれた壁の中

南アで大流行の国旗カラーのサイドミラーカバー
南アで大流行の国旗カラーのサイドミラーカバー

   思い起こせばヨハネスブルグの初訪問は、ちょうど1年前。O.R.タンボ国際空港には、かなりの緊張状態で降り立ったものだ。しかし今回は5回目の訪問。油断はしていないものの、だいぶ勝手が分かるようになった。

   空港でレンタカーをピックアップし、W杯期間中お世話になるホームステイ先へ向かう。高速道路の両脇には、澄み渡る青空の下、32カ国の国旗がたなびいている。

   ショッピングモールに買い出しに行くと、日本代表の青いユニフォーム姿の我々を見て、レジのおばさんや警備員のお兄さんが、

「Welcome to South Africa!」(南アフリカへようこそ!)

と陽気に声を掛けてくれる。和やかな歓迎ムードが街中に感じられる。

   しかし、ここは南アフリカ。治安面で不安が募るが、ステイ先のお宅は街全体が有刺鉄線で囲まれた壁の中にあり、車が出入りできる唯一のゲートは鍵を持っていないと開かない。セキュリティ対策も万全で、安心して生活できそうだ。

   道行く車のサイドミラーは、鮮やかな南アの国旗色のカバーが掛けられている。このカバー、2つで50ランド(約600円)とお買い得。強豪国のイングランドやブラジルのデザインも見掛けるが、残念ながら日の丸はまだないようだ。

   これまでドイツ、日本のW杯、北京、バンクーバーの五輪を現地観戦してきたが、こんな斬新なデザインのグッズは初めてだ。現地でも爆発的に売れているようで、かなりの割合の車が装着している。ぜひテレビ中継で確認してほしい。

書籍「世界一蹴の旅」とともにテレビ観戦を

最強のW杯ガイドブック、遂に発売!
最強のW杯ガイドブック、遂に発売!

   さて、ここでお知らせ。日本でのW杯ムードを盛り上げるために、我々が出場32カ国を巡った体験をまとめた本が、6月2日に出版された。その名も『世界一蹴の旅』(双葉社)。この連載やブログの名前そのままだ。

   数多くの写真とともに、たくさんの現地体験談を交えながら、それぞれの国で体感してきたサッカー文化や国民性を、ジャーナリストの視点ではなくサポーター目線でまとめている。この本を読めばW杯を32倍楽しめること間違いなしだ。

   サッカーに詳しくない人にも楽しめる世界周遊記となっているが、それぞれの文章の根底にあるのは、日本社会におけるいびつなワークライフバランスと、若者のドメスティック(国内)志向に対する問い掛けとなっている。

   この書籍を通じて今一度、自身のライフスタイルを見つめ直し、海外に目を向ける人がひとりでも増えてくれれば本望だ。

   我々は大会中も、ブログ(http://www.libero2010.net/)やツイッター (http://twitter.com/atsushi_libero)で現地の生情報を提供しつづけていきたい。

   日本代表はW杯前の強化試合4連敗中だが、現地入りしているサポーターは監督と23人のメンバーを信じて応援するのみだ。運命の初戦、カメルーン戦(日本時間6月14日23時キックオフ)はテレビモニタ越しにみんなで声援を送りましょう!

アシシ@ヨハネスブルグ

>>「世界一蹴の旅 ~ワールドカップ出場32ヶ国周遊~」・記事一覧

サッカー日本代表が出場する国際大会に毎年参加するコアサポーター(写真左)。本名、村上敦伺(あつし)。1977年生まれ、札幌市出身。職業はフリーランスの経営コンサルタント。元同僚の四方健太郎(写真右)とともにサッカー南アW杯出場32か国を2年間かけて訪問し、『世界一蹴の旅』(双葉社刊)を上梓。「半年仕事・半年旅人」のライフスタイルを2006年から継続中。ツイッター @4JPN
世界一蹴の旅 サッカーワールドカップ出場32カ国周遊記
世界一蹴の旅 サッカーワールドカップ出場32カ国周遊記村上 敦伺 四方 健太郎

双葉社 2010-06-02
売り上げランキング : 1289

おすすめ平均 star
starW杯を32倍楽しむために!!
starW杯を楽しもう
star旅行に行きたくなる本でした。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
姉妹サイト