オフィスで働く女性のための情報紙「シティリビング」は2010年4月12日、「OLの会社仕事に関する調査」の結果を発表した。回答者はシティウェーブのメール会員459人(平均年齢32.8歳)。
「飲み会が少ない」を挙げる人も
それによると、いま勤めている会社に自慢できるところが「ある」と答えた人は、回答者の77.5%に上った。最も割合の高かったのは「入社5年以内」の層で、92.9%があると答えた。自慢できる点は、さまざまだ。まずは、
「会社からの眺めがいい」
「会社がきれい、都心に会社がある」
など会社の立地条件。所在地や建物のよさは、重要なポイントになるらしい。
「業界No.1である」 「シェアをほぼ独占しており、競争心がなくて居心地がいい」
知名度があって業績が安定していることも、いい職場の条件だ。一方で、仕事自体にやりがいがあることを挙げる人もいた。
「海外の仕事をしているので、いろんな国の人と知り合いになれ刺激になる」 「自分を成長させられる試練が次々と用意されるところ。・・・逃げなかった分、成長してるという確信と実感がある」
職場の人間関係や労働時間・休暇も重要だろう。
「怒鳴るような上司がいない」 「残業代が出る、代休がもらえる、フレックス制である」 「組合が強いので、有給休暇を最低15日取得しなければならない」
中には「飲み会が少ない」ことを挙げた人も。飲み会が多いことが自慢の職場だったのに、と古き良き時代を振り返るオジサン上司もいるかもしれない。
会社に対する満足度は、平均64.1点。「ドラマに出てくるような最悪な上司が揃っている(0点)」「給料が低すぎ。一人暮らしは食べるので精一杯(30点)」「人柄は良いが社風が古い(50点)」という答えが並ぶ一方で、
「そこそこ自由で休みもとりやすい!信頼できる上司もいて満足度は高い(90点)」
「直属の上司がとても良い方で、同僚もやさしい方ばかりです(100点)」
と高得点をつける人もいた。こういう職場は、学歴や努力だけでは勝ち取れない。幸運の持ち主だといえるだろう。