日興アイ・アールは2009年11月25日、「2009年度・全上場企業ホームページ充実度ランキング」を発表した。2005年の調査開始時には19社が未開設だった上場企業のホームページ開設率は、今年初めて100%となった。
総合1位は2年連続で東芝 「情報の多さ」が評価される
本ランキングは、上場企業の情報開示に対する意識醸成の促進などを目的とし、今年で7回目を迎えている。
全上場企業3779社のホームページ(ウェブサイト)を対象に、131の評価項目に基づいて調査を実施。総合ランキング1位は2年連続で東芝(東証1部)、新興市場ランキング1位はビューティ花壇(東証マザーズ)となった。
総合1位の東芝は「情報の多さ」部門で2位以下を大きく引き離しており、環境関係のコンテンツが豊富な点や、決算説明会と経営方針説明会、定時株主総会の様子を動画配信をしている点などが評価されたようだ。2位以下は、カプコン(「使いやすさ」部門で1位)、KDDI、ベネッセホールディングス(「分かりやすさ」部門で1位)、NTTドコモが続いた。