「残業なう(泣)」 仕事中のツイッターをやめさせられる?

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   勝間和代さんらの利用を契機に、爆発的に流行しているミニブログサービス「ツイッター」(Twitter)。誰かとつながっている感覚がいいのか、自分の行動を常に投稿して反応を見ていないと気が済まない「中毒者」も現れているようです。Q&Aサイトの「Yahoo!知恵袋」には、そんなツイッター中毒の同僚に困っている人からの相談が投稿されました。

「必死で仕事を手伝っているのに『残業なう(泣)』って!?」

1時間に数十回も投稿。仕事もおろそかになって・・・

   質問者のsuido_bridgeさんの同僚(Aさん・男性)は、ツイッターに夢中です。仕事中も一時間に数回、多いときには数十回も「つぶやき」を投稿しています。そのせいで、最近は仕事もおろそかになっているようです。

   そんなAさんの仕事の遅れを手伝うために、質問者さんと同僚のBさんは、Aさんと一緒に残業をすることになりました。「泊まりだけは避けなければ!」と必死に仕事をし、どうにか終電に間に合わせて帰宅したところに、Bさんからメールが。

   どうやらAさんは、忙しい残業中にもツイッターに投稿を繰り返していたようなのです。内容を見てみると、

「残業なう(泣)」
「優秀な同僚が手伝ってくれてるんだ」
「(質問者さん)&Bちゃん、オラに力をわけてくれぇー!」
「ちょっと一服してくるわ、あんま仕事してないけど。サーセンw」
「あっ、これ(質問者さん)とBちゃんも見れるんだった!やっべ」
「もう一息だー、終電間に合いそう」

と、こんな調子。最後には「(質問者さん)&Bちゃん、今日はありがとう。また困った時は頼む」。感謝の気持ちなのかもしれませんが、質問者さんはすっかり呆れてしまいました。上司に相談しようかとも考えるも、過去のサボリまで明らかになるのも気の毒。

「どうにか仕事中にツイッターをさせない方法はないでしょうか?」

「周囲の冷たい視線を浴びせてやれば目が覚める」?

   この相談には、予想どおり厳しいコメントが。

「人を舐めた書き込みをしていながら、上司に報告されずに済むなんて…。懐の深い同僚を持って、そのツイッター中毒者は幸運な人ですね」(hemoguro_robinさん)

   他の回答者も「気にせず上司に相談してみたら・・・。社会人としてのけじめは大事と思いますよ」(roma_08_28さん)、「ほんとに忙しければそんな余裕はないと思います。尻拭いはごめんですと言ってやりましょう」(buhnqxさん)というアドバイスでした。

   また、hemoguro_robinさんは、Aさんがツイッターを始めてから、いかに仕事がおろそかになっているか、その結果同僚としていかに迷惑を被っているかを具体的に示してはどうかと助言しています。

「その方はTwitterの魅力に舞い上がって、いかに業務に支障が出ているのかが見えていないように感じます。元々まともな社会人なら、周囲の冷たい視線を浴びせてやれば目が覚めると思いますが」

米国では企業の54%が「SNSの社内利用」を全面禁止

   どうやらツイッターには中毒性があるようです。米クラウド・サイエンス社の調査によると、ツイッターを「どこで使っているか」という質問(複数回答)に対し、「仕事中」と答えた人が56%いたことが分かっています。また、「お風呂やトイレ中」が17%、「クルマの運転中」も11%いたというから驚きです。

   一方で、米ロバート・ハーフ・テクノロジー社の調査では、米国内の従業員100名以上の企業の54%が「ツイッター」を含むSNSの社内利用を全面禁止しているとのこと。また「ビジネスの利用目的」に限って許可している会社は19%、どのような私的利用でも許可している会社は10%でした。

   試しにツイッター上で「残業なう」を検索すると、多くのつぶやきがヒットしますし、「運転なう」「仕事なう」「お風呂なう」「トイレなう」も、すべて検索結果が表示されました。中には「会議なう」というつぶやきも。

   Aさん同様、利用者本人は「書き込むのは一瞬」なので、罪悪感はほとんどないでしょうが、上司や同僚が見れば、何を遊んでいるのか!と思うかもしれません。最近はケータイサイトも開設され気軽につぶやきが可能になっていますが、ふと「周囲の冷たい視線」を想像する瞬間が必要かもしれません。

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