こんにちは。カピィのフジモト&オオハシです。
今回もフリーランス女性からの質問にお答えします!
Q:不況で仕事が激減しています。心配で夜も眠れません。どうすればよいのでしょうか・・・?
賢いフリーランスは「守備範囲」を広げている
A:カピィ主催のランチ会でも、最近は景気の悪い話が多いです。
「レギュラー減っちゃって」
「予算削減でギャラの値引きが激しい」
「得意先がつぶれた」
「入金遅れてるけど大丈夫かな」
などなど。
「この人は大丈夫だろう」と思っていた売れっ子でさえ、最近はちょっぴり暇そうだったり、フリーランス界にも確実に不況の余波が。
そんな嘆き声が聞こえる中、グラフィックデザイナーのA子さんは賢く行動していました。聞くと、Webの学校に通って基礎から勉強中とのこと。紙の世界では一流の彼女も、Webデザインはこれまで手がけたことがなく、クライアントに「Webも一緒にお願いできればベストなんだけど・・・」と言われていたからです。
そこでA子さん、一念発起。不況で仕事が減り、たっぷり時間がある今のうちに、仕事の“守備範囲”を広げておこうと考えました。おまけに「必要な高額ソフトが学生料金でオトクに買えて、これだけでも十分モトがとれるかも?」と、ぬかりなし!
不況だからこそ進む「フリーランスの兼務化」
たとえ今無理して新規開拓の営業をしても、不利な条件の仕事に終始しがち。それなら、信頼関係が出来上がっている既存クライアントに「Webも始めました、紙モノ以外でも何かあれば声をかけて」「紙とWeb、共通デザインで安く引き受けますよ」とアプローチしながら、少しずつ仕事の範囲を広げていくのも一つの方法だと思います。
最近は予算削減の影響で、“フリーランスの兼務化・多能工化”が進んでいるという背景もあります。A子さんのようにWebも作れるグラフィックデザイナー、写真も撮れる編集ライター、文章も書けるイラストレーター、雑貨スタイリングもできる料理研究家・・・などなど。
新しいスキルを身につけ、しっかり腕を磨けば、まだまだチャンスはあるはず。家で悶々と思い悩むぐらいなら、外へ出ていろんな刺激を受け、インプットしていく。そうすることで、仕事とあなた自身の幅を広げてみてはいかがでしょうか。
*女性限定F1イベント「F1 PIT STOP CAFE×F1★Girls ミーティング」、盛況のうちに終わりました。参加してくださった方、ありがとうございました!