英デイリー・テレグラフ紙によると、米国の家電量販チェーンのベスト・バイという会社が、「ツイッター(Twitter)のフォロワー250人以上」を条件としてマネジャー候補を募集しているという。
勝間和代さんは2週間で15000を超えるフォロワーを集める
ベスト・バイは全米に1000以上の店舗を持つ世界最大規模の家電量販チェーン。今回募集するのは、新興メディアマーケティングのシニアマネジャー職。募集にあたっては、採用条件のひとつとして「ツイッターのフォロワーが250人以上いること」をあげている。
ツイッターとは、140字以内の「つぶやき」を交換できる無料のミニブログサービス。特定の人の「フォロワー」(追っかけ)になると、その人のつぶやきが自動的にマイページに表示される。つまり「Twitterのフォロワーが250人以上」とは、自分のつぶやきをチェックしている人、いわば追っかけが250人以上いるということになる。
このニュースを取り上げたサイトについた「はてなブックマーク」のコメントでは、
「1000人フォローすればフォロー返し(注:フォローした相手が自分をフォローし返してくれること)でクリアしそうだけどなあ」
「500人くらいfollowerがいるから、誰かに半分くらい分けてあげたい」
と、250人という条件のハードルは、そんなに高くないのではないかという意見があった。例えば2009年7月16日にTwitterを始めたばかりの勝間和代さん(経済評論家)は、2週間足らずで15000人以上のフォロワーを集めている。また、
「フォロワーの数=戦闘力じゃないんだからさぁ・・・」
「フォロワー250名以上だけど、ログ見られたら速攻で落とされる自信がある」
「振り返ると、職場には見られたくないPOSTあるなぁ」
と、フォロワーの質やつぶやきの中身が重要であり、フォロワー数は採用条件のひとつに過ぎない、という意見も多い。