これから暑くなって、ビールが美味しくなる季節。でも、最初に飲んだときって、そんなに美味しかったっけ? いつのまに美味しく飲めるようになったのか・・・そんなきっかけを思い出させるようなアンケート結果が公表された。
「ハードな仕事の後で飲んだジョッキ生の味は格別」
アサヒビールお客様生活文化研究所の『青山ハッピー研究所』は2009年7月1日、「ビールをはじめて美味しい!と感じたとき」に関するアンケート結果を公表した。
それによると、「はじめてビールを飲んだときの印象」は「正直、美味しくないと思った」と回答した人が45.0%。「あまり美味しいと思わなかった」(31.8%)を加えると76.8%が「美味しいとは思わなかった」と回答している。
一方で「現在、ビールを美味しいと思う?」という質問には、「とても美味しい」(65.6%)と「まあまあ美味しい」(26.0%)を合わせると9割を超え、第一印象とは異なり、現在では多くの人がビールを楽しんで飲んでいるようである。
「初めてビールを美味しいと感じた時は?」という質問に対しては、「社会人になってからの飲み会」が29.8%。次いで「学生時代(20歳以上)の仲間との飲み会」(20.9%)、「運動のあとに」(18.2%)が続いた。このほか、「仕事で成功したとき」と回答した人も6.1%いた。
仕事とビールの関係について、回答者は、
「社会人になった最初の夏、先輩に連れていってもらった駅ビルのビヤホールで、初めて飲んだ生ビールが最高に美味しかった。それがきっかけで好きに・・・」(男性70代)
「とてもハードな仕事の後で、先輩と一緒に焼き鳥屋で飲んだジョッキ生の味は格別でした。初めて仕事で認められた時だったからかも・・・」(男性40代)
などと答えている。
「美味しいビールで得られる気分は?」という質問には、「リフレッシュした気分」(42.2%)、「リラックスした気分」(41.8%)、「ストレス解消」(40.3%)、「楽しい気分」(38.6%)、「解放的な気分」(36.3%)が上位を占めた。
疲労回復やストレス解消のために、いつものメンバーで飲みに行くのも最高だが、普段あまり話さない人とお近づきになるきっかけに、「暑いですね、ビール飲みに行きませんか?」と声をかけてみるのもいいかもしれない。