こんにちは。カピィのフジモト&オオハシです。今回もフリーランス女性からの質問にお答えします!
Q:しがないフリーランスのオンナです。周りの友人からは、
「フリーランスで仕事してるの? えー、カッコイイ~! すごいね~」と言われます。でも、実際は地味で小さな仕事ばかり。どっちかというとカッコ悪いぐらいで気恥ずかしいです。この切ない気持ち、どうすればいいでしょうか。
「腕一本で未来を拓く生き方」を選んだ自分を認めよう!
A:一般企業に勤めている人と、実際にフリーで働いている本人とでは、フリーランスという言葉に対するイメージが大きく違うので、そのギャップに戸惑っているということですね。私も昔は「フリーランス女性」に対して、こんなイメージを持っていました。
・・・帰国子女で、海外生活で磨かれたセンスがキラリと光る。美大を卒業後、大手広告代理店に就職。若くして大企業のCMや広告制作を任され、業界に旋風を巻き起こす。作品はいくつもの賞に輝き、30歳を目前に独立。東京を拠点としながら、ニューヨークやロンドンなどの海外プロジェクトに飛び回っている・・・。
今考えると「そんな人、本当にいるの!?」ってぐらいハードルが高い。しかも、イメージが相当おぼろげ。肝心の仕事内容もよくわかってないし。これと同じで、一般的には「フリーランス=なんとなくクリエイティブな人=かっこいい」というイメージがあるんでしょうかね。
私自身、経験してみて初めてわかりましたが、どの仕事も想像以上に地味で泥臭い! 24時間365日体制、キツイ納期と安いギャラ。守ってくれる上司や励ましあう同僚もいない中、一人で仕事をつくり続ける終わりなき孤独。
「自由」の代償に「大きな責任」を背負うフリーランスは、つくづく「精神的にタフでないと務まらない仕事だなあ~」と思ったものです。
会社という組織に属さず、腕一本で自分の未来を拓く。周りの人は、仕事内容より、その「バイタリティ」にエールを送ってくれているのではないでしょうか。フリーランスという生き方を選んだ自分をもっと認めて、自信を持つことから始めましょう!